JACQUIN ジャッカン

サントル圏

「セル シュール シェール」や「ヴァランセ」など、フェルミエの定番シェーヴルチーズの生産者、ジャッカン社の創業は1947年。その始まりは、卵とバターの販売でしたが、1955年よりチーズの製造を開始しました。チーズ業界に名が知られるとともに、会社もどんどんと大きくなっていきました。

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仕事の幅を広げて。

ジャッカン社は2代目パスカルの代になると、近隣の農家から集乳してチーズをつくるだけでなく、積極的に伝統的な製法でつくられたシェーヴルを農家からフレッシュな状態で買い取り、熟成販売も行うようになりました。

新工場の建設。

1999年にはモダンな工場を建設。殺菌乳からは現代的なモダンなチーズ、無殺菌乳からは伝統チーズと、別々のラインで製造しています。創業以来70年近く、3代に渡り変わらず大切にしているのは、チーズの生産、熟成の知識を最大限に生かして、顧客の要望により応えられる情熱を持ち続けていること。

息子のロマン氏(左)とパスカル氏

3代続く飽くなき情熱。

山羊のチーズづくりや熟成はシンプルであり、複雑です。伝統だけでなく、革新的に現代の技術も取り入れて、より良い物をつくり上げていくことが必要なのです。パスカルはセル シュル シェール協会の団長を務めた人物。現在は息子のロマンがその後を担ってその情熱を引き継いでいます。

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