DELIN デュラン

ブルゴーニュ圏

美しい白カビに覆われ、クリーミィでリッチな味わいの「ブリア サヴァラン アフィネ」で名を馳せるデュラン社。本社を置くブルゴーニュのコート・ドール地域は中世期から続くぶどう栽培と傑出したワインづくりにより2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されました。

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ブリア サヴァランが一躍人気に。

ディジョン近郊のジリ・レ・シトーでジャック・ジャクリヌ・デュラン夫妻がチーズ工房を創立したのは1969年のこと。70年代より製造施設を拡張し、80年代にフレッシュタイプのブリア サヴァランで一躍人気を集めました。以降クリームを添加した濃厚な味わいのチーズ製造に焦点を合わせていきました。

伝統製法への敬意。

現社長のフィリップ氏は、1990年から会社を継いだ2代目。彼は「ブリア サヴァラン」の型詰めをルーシュ(おたま)にするなど伝統的な製法に戻し、品質向上に力を注ぎました。そのおかげで評判は徐々に上がり、ついにパリ農業コンクールで賞を獲得。その後も安定して金賞を取り続けています。

世界から認められる「ブリア サヴァラン アフィネ」。

2003年頃から市場が熟成タイプに重心を移し始めると、大きなコンクールに出品し次々と金賞を獲得していったのです。世界遺産の登録に先んじてコート・ドールに近代工場が完成。2017年1月19日「ブリア サヴァラン アフィネ」は念願のIGPを取得してさらに需要は高まり、生産力をアップさせていきました。2019年に50周年を迎え生産&販売はさらに拍車をかけていきます。機械化を進めながらも金賞レベルの製品をつくり続けています。

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