BLUE TYPE 青カビタイプ
特有の刺激があるブルーチーズは、
牛乳や羊乳を原料にして作ったチーズに
青カビを繁殖させて作られます。
塩味の効いた独特の風味は、
フルーツやパンなどにもよく合います。
FEATURE特徴
「ブルーチーズ」の名称でもお馴染みです。「世界三大ブルーチーズ」として、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンが有名。
製造過程で添加する青カビを繁殖させながら、熟成していくタイプのチーズです。コクがあり、塩気の効いた独特な風味が特徴。
洋梨やマスカットなどのフルーツ、ドライフルーツやナッツの入った固めのパンなどとよく合います。
FERMIER’S BEST3フェルミエ ベスト3
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ロックフォール
- 生産国
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フランス
- 乳種
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羊乳
ロックフォール
世界中のチーズファンから愛される、世界三大ブルーチーズのひとつ
青のマーブル模様が鮮やかなロックフォール。人口700人足らずの小さな村、ロックフォール・シュル・スールゾン村で製造されています。コンバルー山の麓には、ロックフォールを熟成させるための天然の洞窟があります。この洞窟で熟成されたもの以外は、ロックフォールの名を冠することができません。自然のカーヴの中でゆっくりと熟成されることで、おいしいロックフォールが生まれるのです。シャープで強い風味と、羊乳特有のまろやかな甘みのハーモニーは絶妙。そのまま食べてももちろんおいしいですが、蜂蜜をかけて甘口のワインと合わせると、デザート感覚でお楽しみいただけます。
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ゴルゴンゾーラ ピカンテ
- 生産国
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イタリア
- 乳種
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牛乳
ゴルゴンゾーラ ピカンテ
濃厚でありながら食べやすく、広く親しまれるブルーチーズ
「世界三大ブルーチーズ」のひとつであるゴルゴンゾーラは、北イタリアが主な生産地です。ゴルゴンゾーラには、もともと「ピカンテ」と呼ばれる種類しかありませんでした。しかし、戦後に青カビが少なく、クリーミーで食べやすい「ドルチェ」が開発されると、「ドルチェ」への人気が一気に高まります。「ドルチェ」はしっとりしたほのかな甘味と、マイルドな風味が特徴です。一方「ピカンテ」は、身がしまり、ピリッとした青カビの辛さが魅力。ゴルゴンゾーラの9割は「ドルチェ」ですが、「ピカンテ」もひそかに人気を集めています。そのままはもちろん、ドレッシング、パスタソースとしても親しまれています。
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スティルトン
- 生産国
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イギリス
- 乳種
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牛乳
スティルトン
ロイヤルファミリーにも愛される、食べやすく穏やかなブルーチーズ
イギリスを代表するブルーチーズといっても過言ではないスティルトン。ロックフォール、ゴルゴンゾーラと並ぶ「世界3大ブルーチーズ」のひとつです。水分は少なめで塩気が強く、深いコクとハチミツのような甘みが特徴。現在は、名前の由来となったスティルトン村では生産れておらず、ノッティンガムシャー州、レスターシャー州、ダービーシャー州のわずか数社でのみ、製造が許可されています。 スティルトンには、ポルトガル産のポートワインやシェリー酒、コクのある赤ワインなど、甘口のお酒と合わせるのがおすすめです。また、ウィスキーやカルヴァドスと合わせても美味。
CUTTING & STORAGE切り方・保存方法
ブルーチーズは繊維がもろく、崩れやすいため、カットには刃の薄いナイフやワイヤーが適しています。
光を嫌い、日光や照明に当たっていると変色し、味も落ちます。
中身が見えている場合は、カビが茶色くなっているものは避けましょう。見た目にみずみずしく、青かびが均等に入っているものがベストです。
水分が多めのブルーチーズは生地からにじみ出るホエー(乳清)をキッチンペーパーなどで拭き、こまめにラップを交換しましょう。
ロックフォールのように軟らかいタイプのブルーチーズは崩れやすいので、水平に置いて保存しましょう。