ナチュラルチーズ専門店&チーズ 通販のフェルミエ http://fermiershop.com

美味しいもの日記 メルマガ バックナンバー

the jourmal of rumiko honma

毎週火曜日・金曜日に送信しているフェルミエメールマガジンのバックナンバーです。

Vol.1303 2015年9月4日(金)発行

本間るみ子の美味しいもの日記
「ピアチェンティヌ・エンネーゼ」

 朝は晴れていたはずなのに、午後は雷雨、ころころと変わる天気にすっ
かり秋を感じてしまいます。
 フェルミエの店頭も、あんなに人気だった水牛乳製モッツァレッラやク
リームたっぷりのブラッティーナから、いつのまにか秋の装いのチーズが
並びはじめました。フレッシュタイプは人気の定番ですので、これからも
毎週定期便で入荷しますので、ご安心下さい。

 8月はスペイン、メノルカ島の「マオン」をご紹介しましたが、今月は
イタリア、シチリア島の「ピアチェンティヌ・エンネーゼ」(※)です。
ちょっと舌を噛みそうな長い名前ですから、覚えていただけるかなとちょ
っと心配です。生産量も少なく、ほとんど現地で消費されているチーズで
したが、2011年にDOPを取得してからは、コアなチーズファンのご
要望に応えて、少しずつ輸入をしてまいりました。そしてとうとうフェル
ミエ通信9月号では表紙で紹介することになったのです。

※ ピアチェンティヌ・エンネーゼ
https://www.fermier.co.jp/products/detail.php?product_id=5140

 生産者を訪ねたのは、5年前、2010年10月のことでした。イタリ
アの旅は奇数年に開催されるブラ祭に合わせて計画してきたのですが、偶
数年の2010年は羊乳が豊富な春に計画をたてました。ところが、出発
前日にアイスランドの噴火で大騒ぎ。私たちが飛ぶのはローマ経由のシチ
リアなので影響はないと信じていたのですが、なんと、成田の荷物カウン
ターで、突然フライトがキャンセルになってしまったのです。参加者は十
数名。広島や北海道から参加くださった方は、成田で前泊してくれたにも
関わらず出発できずに涙をのみました。この状況が1週間以上続くことを
知った私たちは、すぐにその場で都合が良い日程を決め、10月にリベン
ジとなったのです。そして10月の旅もまた心に残る旅となりました。晴
天率が高いはずのシチリアで旅の間に大雨洪水、陥没している道路を通る
ことになったり、宿泊したアグリトゥーリズモが雷雨による停電、水も出
ずにペットボトルを運んだり・・・そんなハプニングの連続も、前向きで
明るい参加者の方々のおかげで始終笑いが耐えないツアーとなったのです。
 さて、この陥没した道路、しかもまるで砂漠のように家も木もない殺伐
とした道を延々と走り辿り着いたところでつくられていたのが「ピアチェ
ンティヌ・エンネーゼ」だったというわけです。
 大雨で視界も悪く、印象はあまり良くはないのですが、茶色の耳が垂れ
た羊が子犬のように可愛かったことが鮮明に記憶に残っています。
 「ピアチェンティヌ・エンネーゼ」を使った、今月のチーズのランチ会
は9月11日、まだ2席だけ空いておりますので、ご都合のつく方はぜひ
ご参加くださいね。

※ 「ピアチェンティヌ エンネーゼ」でおしゃべりなランチ会
https://www.fermier.co.jp/contents/detail.php?product_id=5149
 
 さて来週は「北海道ホテル」(※)の20周年記念のイベントで帯広に行
ってまいります。世界のワイン、そして数年前から十勝でワインづくりま
でスタートさせた田辺由美さんとセミナーを行います。参加をご希望され
る方は直接北海道ホテルにお問い合せ下さい。

※ 北海道ホテル
http://www.hokkaidohotel.co.jp/
TEL/0155-21-0001

 また、3ヶ月に1回の講座を行っている湘南T-SITE(※)ですが、
来週土曜日はワインナート編集長の木村由加子さんと一緒にマリアージュ
セミナーを行う予定です。
 ワインは君嶋屋(※)が新しく輸入したコルシカワイン。コルシカのチ
ーズは1種類だけですが、フランスチーズ6種類とワイン4種類を合わせ
て楽しんでいただきます。詳細、お申込みは下記までお願いいたします。

※ 湘南T-SITE「フランスチーズとワインのおいしいマリアージュ」
http://real.tsite.jp/shonan/event/2015/08/post-273.html

※ 株式会社横浜君嶋屋
http://www.kimijimaya.co.jp/

 待ち遠しい実りの秋ですから、はやく晴天になって欲しいですね。皆さ
まも楽しい週末をお過ごし下さい。