チーズ専門店フェルミエの
チーズケーキ
「- 碧(あお) -」「- 芽(めい) -」
〜たっぷりのナチュラルチーズを使った「- 碧(あお)-」と
「- 芽(めい)-」2種の大人の贅沢ベイクドチーズケーキ〜
■1986年創業のチーズ専門店 フェルミエ。チーズ屋らしく厳選のナチュラルチーズをたっぷり使用してつくった、唯一無二の大人の為の贅沢なベイクドチーズケーキです。
チーズ屋らしくたっぷりのナチュラルチーズを使っています。
マイルドな味わいで人気のイタリアが誇る「ゴルゴンゾーラ ピカンテ」をふんだんに使った「- 碧(あお)-」と、爽やかな酸味と瑞々しい食感の山羊乳製フレッシュチーズの「サント モール ブラン」をベースにつくられた「- 芽(めい)-」は、まさにチーズ専門店による“チーズ好きな方のためのチーズケーキ”と言えます。一般的なベイクドチーズケーキを食べた時よりもチーズの存在感を充分に感じられます。
「アマレット」を吹きかけた大人の味わいの
「- 碧(あお)- 」と「- 芽(めい)-」。
「- 碧(あお)- 」と「- 芽(めい)-」のアピールポイントはなんと言ってもたっぷりのナチュラルチーズと、リキュールの「アマレット」の抜群の相性にあります。それぞれのチーズの味わいのバランス、アーモンドのような香りのリキュール「アマレット」の絶妙なハーモニーには、お好みのワインを合わせれば、優雅な大人のデザートタイムをお楽しみいただけます。
「- 碧(あお)-」「- 芽(めい)-」誕生までのストーリー。
数年前のコロナ禍に、少しでもお客様に満足していただこうと、スタッフは入荷可能なアイテムやセット商品などの組み合わせに試行錯誤していました。コロナの混乱が続く中、営業再開後のお店のあり方やカフェメニューについて何気なくスタッフ同士で話していた時に、「フェルミエのお客様は、チーズ好きな方が多い!」という当たり前の原点に立ち戻ったのです。そして、そんなチーズ好きな方のためのカフェメニューの考えていたところ、「チーズ専門店ならではのチーズケーキをつくれないかな?」というアイデアが生まれました。
「チーズ専門店が作るチーズケーキ」のミッションを任された愛宕店の又平幸代店長は、チーズケーキの試作をするにあたり、まずは色々なチーズを試すことにしました。「チーズ専門店ならではのチーズケーキ」という大テーマがある以上、ナチュラルチーズを前面に押し出しながらもチーズケーキとして絶妙なバランスで成立させ、しかもそれを他では出会えないような個性と味を兼ね備えたものにしなければならない…。熱意をもって臨んだものの、何回試してもうまく進まず、彼女は心が折れそうになったと言います。
そんな時、愛宕店に来店されたお客様との会話の中で、フェルミエオリジナル商品の「F熟成 アマレットブルー」に使っている「アマレット」を使ってみては?とアドバイスをいただきました。元調理師や店舗のスタッフにも助言を求めてみると、生地の安定のためにクッキーを粘土状にしてみる、材料を丁寧に濾す、湯煎焼きにしてみてはどうか、などの様々なアイデアを貰うことができました。
「自分の感覚を信じて作っていたけど、人のアイデアやアドバイスを貰うことで、全く違う視点でケーキ作りに取り組めた。1人で作っていたらもっと苦しんで諦めていたかもしれない」と又平店長は言います。
「- 碧(あお)-」のエピソード。
アマレットの使用や湯煎焼きにしたことで、一気に完成までの道筋が見え、試食をするスタッフにも笑顔が見られるようになりました。そんな時、又平店長は自分が10代の頃にケーキ屋になりたかったことを思い出しました。「当時はケーキを作って家族に振る舞うと皆が喜んでくれて、ただただそれが嬉しくてたまらなかった。大人になるにつれ、いつしかケーキ屋になる夢は忘れてしまっていましたが、それ以上にチーズに魅せられてフェルミエで働くことになって、まさかこんな形でケーキ作りに関わるとは思ってなかったです」と、思いかけず過去の自分と重なったことが嬉しかったそうです。「- 碧(あお)-」の完成は、ミッション依頼から半年後、実に30パターン以上もの試作を経て、ようやく納得のいく味に至りました。「実は今でも子供の頃に作ったレシピは今も保管してあり、今回のチーズケーキ作りには一役買うこともありました。だからこの「- 碧(あお)-」は、お客様やフェルミエのスタッフだけでなく10代の自分にも助けられた、まさに時間を超えた感謝の結晶とも言える作品なんです」と又平店長は言います。
「- 芽(めい)-」のエピソード。
「- 芽(めい)-」は、元々、又平店長がシェーヴルチーズを使ったケーキを作ってみたいという希望がきっかけでした。シェーヴルチーズは好き嫌いがはっきりと分かれるチーズであることから、しっかりとした味わいのものは敬遠されてしまうと思い、色々と悩みました。当初からフレッシュタイプのシェーヴルがいいのでは?と思っていたこともあり、「サント モール ブラン」に決めてからは、「自分の好きな味で行こう!」と又平店長の気持ちが定まりました。
水分の抜き具合、入荷からどの位のものが味が安定するのか…、山羊の味わいや匂いは美味しさでもあり、苦手にされる部分でもあるので食べ易くかつ、山羊乳の風味を残すためには何をプラスさせれば味わいが引き立つのか…、何度も色々なバージョンの組み合わせで試作し、「- 碧(あお)-」の時と同じアマレットを使い、干し葡萄を砕いて入れてみると全体のバランスが丁度マッチしました。干し葡萄のつぶつぶの見た目も「あれは何?」と話が盛り上がるきっかけになりました。お客様にも試作を食べていただいた際に「いいねえ!」と言っていただき、本当に嬉しかったのを思い出します!「- 芽(めい)-」は、甘過ぎない大人の味わいのチーズケーキに仕上がり、アマレットを少し入れることでデザートだけではなくお酒にも合うパテのようにも楽しめる自信の一品として完成しました。
ナチュラルチーズという食品の特性上、フェルミエのお客様はチーズに対して知見のある方が多く、何よりとてもチーズ愛に溢れています。
チーズ好きな方にはもちろん、これからチーズを好きになっていただける方にも美味しく召し上がっていただけるよう、試行錯誤を重ね、ようやく完成した、チーズ専門店フェルミエの贅沢チーズケーキ「- 碧(あお)-」と「- 芽(めい)-」。ぜひ一度ご賞味ください。
パフェの材料としてカッサータとマスカルポーネを合わせた生クリーム、塩気のあるクラッカーを組み合わせてみたり、ドライフルーツを添えてみたり、お好みのアレンジをしても楽しめます。すでに固定ファンも定着しているこの“チーズ屋さんのチーズケーキ”。フェルミエのカフェで楽しんでも、ご自宅用やお土産としても大変喜んでいただいております。ぜひ一度お試しください!!