5月の爽やかな季節には旬のサント モール ド トゥーレーヌとシャンパーニュ!!
多くの人から愛されるロングセラーのバトン型シェーヴルチーズ。



個性的なフォルムとシェーヴルチーズとして安定した味わいが人気の秘訣
フェルミエでも長年愛され続けているバトン型のシェーヴルチーズ。中心部に通った藁、周りにまぶされた黒い灰、個性的な姿が印象的。藁は型崩れを防ぐとともに、チーズの呼吸を助ける役割を果たします。ふんわり柔らかな若い状態からカチカチに固いセックの熟成までお楽しみいただけます。熟成するにつれ丸みを帯びて柔らかに変化し、深い旨味が加わっていきます。爽やかな季節には、シャンパーニュや辛口の白ワインなどと合わせてお楽しみください。
生産者であるジャッカン社の2代目、パスカル・ジャッカンは半径50km以内の農家から乳を集めてチーズを製造することに加え、農家でつくられたシェーヴルを熟成販売することにも力を注いできました。パスカルから3代目のロマンにバトンが渡されて10年以上が経ち、ロマンは地元の伝統チーズはもちろんのこと、世界中のチーズを集めて販売していきたいと意欲満々です。


3代続く飽くなき情熱
ジャッカン社の創業は1947年。その始まりは、卵とバターの販売でしたが、1955年よりチーズの製造を開始しました。チーズ業界に名が知られるとともに、会社もどんどんと大きくなっていきました。
1999年にはモダンな工場を建設。殺菌乳からは現代的なモダンなチーズ、無殺菌乳からは伝統チーズと、別々のラインで製造しています。創業以来70年近く、3代に渡り変わらず大切にしているのは、チーズの生産、熟成の知識を最大限に生かして、顧客の要望により応えられる情熱を持ち続けていること。
山羊のチーズづくりや熟成はシンプルであり、複雑です。伝統だけでなく、革新的に現代の技術も取り入れて、より良い物をつくり上げていくことが必要なのです。パスカルはセル シュール シェール協会の団長を務めた人物。現在は息子のロマンがその後を担ってその情熱を引き継いでいます。