7月いよいよ夏本番!! ベルギービールとご一緒に!!

ビールが美味しい季節にはぜひベルギーチーズを!!

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修道院でつくられるベルギーチーズ3種

ブリュッセルの南約100km、フランスとの国境近くにあるシメイ修道院を起源とするベルギーチーズ3種です。1980年に農場とトラピスト神父が協同組合を設立して「CHIMAY TRAPPIST CHEESE」の生産を管理するようになりました。自給自足で暮らす修道士たちの歴史ある味わいをぜひ食べ比べてみてください。

シメイ (ア ラ ビエール)

華やかな香りの秘密は、表皮を洗っているシメイトラピストビールです。ミルクにホップ液を加えて製造された後、ビールで洗われた表皮はきれいなオレンジ色になります。クリーミーで香ばしい味わいには、ベルギービールはもちろん、スパイシーな赤ワインとの相性もばっちりです。


シメイ (クラシック)

「クラシック」は塩水で洗って4週間熟成させ、ミルクの甘みが感じられるマイルドな仕上がり。むっちりとした弾力があり、シメイチーズの中でもミルク本来の味わいを楽しめるシンプルなセミハードタイプ。そのままでも美味しいのですが、焼いて溶かして食べるのもおすすめです。

ポットプレ

「ポットプレ」は比較的歴史の新しいチーズですが、製法は昔ながらの代々伝わる伝統的なつくり方を受け継いでいます。表皮はやや乾き気味ですが、心地良い独特の香りと象牙色に輝く生地はねっとりと柔らかくなめらかでクリーミィな舌触り。ヘーゼルナッツのようなコクと旨みの濃厚な味わい。

1850年より続く「CHIMAY」の歴史

シメイの歴史を遡ると、1850年の夏にトラピスト修道士の一団が、スクールモンという丘陵地帯に修道院を建設したことから始まります。1862年、修道院内に湧く良質な地下水を元にビールの醸造を開始。1876年からはチーズの製造も行うようになりました。修道院内で消費するだけの少量生産でしたが、1980年、農場とトラピスト神父が共同で協同組合を設立し「CHIMAY TRAPPIST CHEESE」の生産を管理するようになりました。シメイビールの海外輸出の成功とともに、チーズの需要も高まっていったのです。

世界には100を超えるシトー修道会の修道院がありますが、その中でビールを醸造しているのはほんの数ヶ所。ビールは必ずトラピスト修道院敷地内の設備によって醸造されなければならない、という厳しい規定があり、さらにそれは収益事業でなく、利益は修道院の運営や援助に使うものでなくてはなりません。
1850年よりスクルモンの高原に定住し、一貫して続けてきた「シメイ地方を助ける」という使命を掲げ、これを実現するために、この湿地帯の高原に自然が豊富に与えてくれる水を使ってビールをつくり、そしてチーズをつくってきました。この物語は、シメイのルールに従って、先祖伝来のノウハウを継承するためにこれまで働き、そして今も働き続けています。これまで以上に重要な、強力な社会的、環境的価値観に基づき、これからも長年に渡り続いていく繁栄の物語なのです。

※画像出典:<https://chimay.com>より

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