7月はキンキンに冷えたビールと一緒に「アルディ ガスナ ピマン デスプレット」を!!
日本の夏にもぴったりなピリ辛羊乳製ハードチーズ。
AOC認定の唐辛子「ピマン デスプレット」の上品な辛さの中にも甘さを兼ね備えたスパイシーな風味が、味わい豊かな羊乳製チーズにアクセントを加え、その独特な深みがチーズファンを惹きつけます!!
日本の夏にもよく合うスパイシーな羊乳製ハードチーズ!!
バスク地方、エスプレット村の名産品でAOC認定の唐辛子「ピマン デスプレット」が入ったチーズ。
ぜひこの夏はビールと合わせてお楽しみを。
ピレネー地方で農家の人々は、羊乳製チーズのことを親しみを込めて「アルディ（羊）ガスナ（チーズ）」と呼んでいます。生産者は、バスク地方の美しい草原にあるアグール社。同社は、同じハードタイプの「オッソー イラティ」の生産で安定的に成長を遂げていましたが、昔ながらの素朴なチーズを望む声に応えてつくったチーズのひとつがこの「アルディ ガスナ ピマン デスプレット」です。コク深い羊乳チーズに、エスプレット村の名産品にもなっているAOC認定の唐辛子「ピマン デスプレット」が入っており、この唐辛子の持つ上品な辛さの中にも甘さを兼ね備えたスパイシーな風味が、味わい豊かな羊乳製チーズにアクセントを加え、その独特な深みが人気となっています。
羊乳でのチーズづくりの旬は11月～8月までの約9ヶ月間。ピレネーの山々が最も美しい3月～5月、羊たちにとってミネラル豊富な草をたっぷりと食べることができるため、歩留まりの良いチーズが出来上がるのだそうです。
唐辛子のピマン デスプレットを羊乳の中に入れるという発想は、イタリアやスペインのチーズにヒントを得たのかもしれません。そのままスライスしても美味しく、お好みのジュレやパンなどとシンプルに合わせたり、フルボディの赤ワインや食前酒、ビールなどとチーズの盛り合わせとして夏の夜にも楽しめます。エスプレットペッパーとドライトマトを添えたチーズリゾット、グラタン、オムレツ、ポレンタ、目玉焼き、サラダなどのお料理にも風味を加えられますのでぜひご利用ください。このスパイシーな味わいは、日本の夏にぴったりです。
チーズを通してバスクの文化を世界へと発信する「アグール社」。
バスクの美しい草原の中に建つアグール社の創業は1981年。豊かなコクと自然の滋味にあふれた羊乳製ハードチーズで有名な同社は、スペイン国境に近いバスク地方の家族経営の工房です。
創業者のジャン・エチュレク氏は、羊飼いたちの生活力を安定させるためには品質の高い一流のチーズを製造することが競争力を高めると考えました。資金不足のため、50名の羊飼いを集めて、未来においてチーズが売れることを約束するから一緒に事業を始めないかと持ちかけ、半数の羊飼い達が賛同し、数ヶ月もの間、約束を果たせるかどうか分からないチーズをつくり続けました。
協力をしてくれた羊飼い達は3年もの間ミルクを提供し続け、プロジェクトを支えました。みんなの協力と努力の結果、チーズも改善に改善を重ね、より品質の高い良いものを製造できるようになり、チーズ工房は大きくなっていきました。今では15軒の農家と契約する大きな企業へと成長。バスク地方のチーズのスペシャリストであり、地元のテロワールの代表的な会社へとなりました。
2006年、社長はジャンの息子ペイヨへと移ります。誇るべき父の情熱を強く受け継ぎ、親子で2009年に放牧地であるイラティの森に新しい工房を建設。ペイヨは父亡き後も羊農家との会話はバスク語で語り、チーズを通してバスクの文化を世界へ発信し続けています。
