十勝品質事業協同組合
(北海道・十勝地方)
「十勝ラクレット モールウォッシュ」

十勝川モール温泉水を使用した唯一無二のラクレット
「十勝ラクレット モールウォッシュ」。

共働学舎新得農場の代表を務める宮嶋望氏の提案で取り組んできた十勝6工房共同でラクレットをつくるプロジェクトから誕生した十勝の象徴的「ラクレット」。

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日本初の「ラクレット共同熟成庫」。

2015年、十勝のチーズの価値をより高めることを目的に、それまでライバル関係だった生産者同志が結束して「十勝品質事業共同組合」がスタートしました。6工房で製造したチーズを集め熟成させるため、2017年、日本初となるラクレット共同熟成庫が音更町十勝温泉に誕生しました。



音更町十勝温泉にある日本初となるラクレット共同熟成庫。

誕生から数年で高い評価を。

世界的にも珍しく北海道遺産に指定されている「十勝川モール温泉水」は古代の植物が蓄積、発酵した十勝の地層から湧き出る温泉水です。
この土地の恵みを活かした「十勝川モール温泉水」で表面を磨く独特のチーズの熟成方法に着想し、試行錯誤を繰り返し唯一無二のラクレットが完成したのです。穏やかで芳醇な香り、雑味のないクリアな味わいと旨味。チーズコンクールでも水準の高さを評価されてきました。

地理的保護制度(GI)の登録認可へ。

和食がユネスコの文化無形遺産に登録されたのは2013年。それから日本の食文化が世界に広がっています。日本各地、気候風土や土壌など生産地の特徴を生かした産品が多く存在しています。ヨーロッパのPDOを参考に、日本流の基準づくりが進められ、地理的保護制度(GI:Geographical Indications)が2016年6月に施行されました。
「十勝品質の会」は、この「十勝ラクレット」を2018年7月24日に農水省に登録申請。昨年12月26日に公示されたと、地元でラクレットを造ってきた製造者たちは歓喜に沸いています。第三者からの意見提出期間中のため、3月27日以降に審査され正式登録発表となります。

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※「十勝品質の会」:GI申請し登録されたのち「十勝ラクレット」の品質管理業務等生産方法の確認する登録生産者団体となる。
※「十勝品質事業協同組合」:「十勝ラクレット モールウォッシュ」の製造者「GIとブランド」を表示できる。

地理的保護制度(GI:Geographical Indications)のロゴマーク。
十勝の大自然が生み出した「十勝ラクレットモールウォッシュ」は今では地域の代表的特産物に。

広がる十勝ラクレットの輪。

6工房でスタートした十勝ラクレット モールウォッシュの組合員は、現在13社に増えて、10工房の内8工房が製造しています。世界に発信するラクレット モールウォッシュを大いに期待したいと思います。

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