1月はバルサミコ酢漬けのチーズ!! 「ネロ インペリアーレ」 Nero Imperiale
フェルミエ初登場!! 新年1月は初モノから!!
生産者であるカザリゴーニ社を営むアリゴーニ家の日常風景より生まれた「ネロ インペリアーレ」。バルサミコ酢とチーズを組み合わせるというシンプルな発想から、ここまで精度の高い味わいに仕上げました。
「ネロ インペリアーレ」の誕生。
1月おすすめのチーズ「ネロ インペリアーレ(Nero Imperiale)」は、元々は生産者であるカザリゴーニ社を営むアリゴーニ家の食卓から開発されたセミハードタイプです。「サルヴァ クレマスコ」にモデナ産IGPのバルサミコ酢を合わせて楽しむのがアリゴーニ家の日常でしたが、何気ない会話の中で、「じゃあ一緒にしてしまおう!」というアイデアから誕生したのです。試作を繰り返し、通常のサルヴァ クレマスコ(約3.5kg)よりも小さなサイズをベースに90日以上の熟成後、チーズをバルサミコ酢に約1ヶ月間漬け込むのが、バルサミコ酢との絶妙なバランスであることに辿り着きます。ビネガーの甘酸っぱい香りとほのかな香り、甘くミルキーなチーズに僅かにピリッとした風味が融合し、味のハーモニーをつくり出しています。インパクトのある黒い外皮は植物炭によるもので、このチーズの魅力のひとつになっています。
シンプルに食材と合わせるのが最高の楽しみ方。
パンにのせたり、サラダに入れたり、グリルしたお野菜と一緒にするのが、アリゴーニ家のおすすめの食べ方。アペリティフなど、シンプルに食材と合わせるのがこのチーズの活かし方のように感じられます。ワインは、口当たりの爽やかな白ワインやシャンパーニュ等の泡系ワインがおすすめです。まだ日本ではあまりお目にかかれない初モノを、ぜひお楽しみください。
タレッジョ渓谷への思い。
イタリアを代表するウォッシュチーズ「タレッジョ」で有名なカザリゴーニ社。ワインの生産量よりミルクの生産量の方が多いと言われるほど、乳製品製造が盛んなロンバルディア州に位置します。土地の半分は山や丘陵地で、多くの山岳地帯でチーズづくりが行われていましたが、豊かな自然の残るプレアルプスにあるタレッジョ渓谷で生まれたタレッジョも、今では平地製造がほとんどです。そんな中、ミルクの生産から熟成までの工程をタレッジョ渓谷で行うことにこだわり続けているのがカザリゴーニ社なのです。
アリゴーニ家とフェルミエの親交。
同社とフェルミエのお付き合いが始まったのは1998年から。社長のアルバーロと奥さまのティナ、弟のマルコ、娘のアデル、アリゴーニ家の皆さんは初の訪問から温かく迎えていただき、その後何度も訪ねて交流を深めてきました。カザリゴーニ社では、標高2,000メートル以上の高地に、山に強いブルーナ・アルピーノを5月~9月の期間に放牧し(冬は寒いため室内で飼育し、妊娠期間中の牝牛も基本的に室内での飼育です)、搾乳してチーズをつくっています。良質なミルクを使ってつくられたチーズは、伝統的な地元のチーズを中心に、フレッシュチーズやブルーチーズなどバラエティ豊かに手がけています。