コートドール
Côte d’Or
クリームが添加された濃厚な仕上がりのウォッシュタイプ
「Côte-d'Or(コート ドール県)」の名前をそのまま冠したほどのデュラン社の自信作は、ウォッシュ特有の香りもあり、クリーミーな食感でとろけるようです。ぜひ同郷の赤ワインとご一緒に。
「ブリア サヴァラン アフィネ」で有名なデュラン社
ブルゴーニュのコート・ドール地域は中世期から続くぶどう栽培と傑出したワインづくりにより2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されました。ここに本社を置くデュラン社は1969年に創業。1980年代にフレッシュタイプのブリア・サヴァランで一躍人気を集めました。
1994年にフィリップが製造責任者になると製法を伝統的な手法に戻し、白かびをまとったクリーミィな「ブリア・サヴァラン・アフィネ」に一本化すると同時にIGP(地理的表示保護)を申請しました。2000年には大きな投資をして工場を新設し、海外輸出にも力を入れ始めます。
デュラン社の名は世界中に
2003年頃から市場が熟成タイプに重心を移し始めると、大きなコンクールに出品し次々と金賞を獲得していったのです。世界遺産の登録に先んじて近代工場が完成。2017年1月19日、「ブリア・サヴァラン・アフィネ」は念願のIGPを取得してさらに需要は高まり、生産力をアップさせていきました。2019年に50周年を迎え生産&販売はさらに拍車をかけていきます。
「コート ドール」の華々しい登場
2020年2月パリで開催されたサロン・デュ・フロマージュで表皮の薄い白かびを洗ったリッチな「コート・ドール」をリリースして話題を呼びます。
ブルゴーニュの伝統的なウォッシュとは異なり、塩分控えめでクリーミィ。初心者にも安心して召し上がっていただきたいと、フィリップ・デュラン社長からのメッセージ。
パンにたっぷりのせて、少しトーストして召し上がっていただくのがおススメです。秋の夜長をワインとともに楽しんでいただけたら幸いです。