2月のバレンタインは、山のチーズの「ピアーヴェ」をぜひどうぞ。
ワールドチーズアワード、山のチーズオリンピックなどで数々の賞を受賞している美味しさをお楽しみください。


素朴な味わいの山のチーズ「ピアーヴェ メッツァーノ」
濃厚すぎずあっさりとしながら後にはナッティなコクを残す、山のチーズらしい素朴な味わいです。
2010年5月にDOPに認定されたピアーヴェは、原料乳生産・放牧地・放牧生産・チーズ生産・初期熟成の全工程がヴェネト州ベッルーノで行われます。この土地を南北に流れるピアーヴェ川がその名の由来です。
メッツァーノは60日〜180日の熟成を経たセミ・スタジオナートタイプで、淡黄色の引き締まった生地は口に含むと、まずミルクの甘味がふんわり広がります。
ピアーヴェをメジャーにした「ラッテブスケ社」
イタリア北東部、世界自然遺産のドロミテ山麓地帯の山に囲まれた美しいベッルーノ県の大地を潤してきたピアーヴェ川。アルプスからヴェネツィアに注ぐ、この川の名前をつけられたチーズ、「ピアーヴェ」の歴史は1960年まで遡ります。土地で消費されていた山のチーズを今日の成功にまで導いたのは、大手乳業会社のラッテブスケ社(Latte Busche)です。
ラッテブスケ社は1954年、村ごとに存在した36の小さな酪農工場を、効率化を図る為ひとつにまとめて設立されました。それまで名前も持たず、それぞれの土地で消費されるのみでしたが、道路が整備され乳が運べるようになったことで、効率的にチーズをつくれるようになったのです。1985年、DOP申請のための協会発足から待つこと25年、2010年5月についにDOPを取得しました。法律で定められてはいませんが、原料乳はこの土地の牛、ブルーナ・アルピーナかペッサータ・ロッサです。


熟成ごとに、フレスコ(20〜60日)、メッツァーノ(60〜180日)、ヴェッキオ(最低6ヶ月)、ヴェッキオ・オーロ(最低12ヶ月)、ヴェッキオ・リゼルヴァ(最低18ヶ月)と呼ばれます。
熟成に従い、余韻にパイナップルの甘い香りが感じられるようになります。塩味は控えめな穏やかな味わい。ひとつが6kg程の円盤形をしたピアーヴェは熟成に応じて呼び方が変わりますが、一番の人気は「ピアーヴェ メッツァーノ」です。そのままでもお料理につかっても大胆にお召し上がりください。
