チーズ工房タカラ
(北海道・喜茂別町)
「タカラのムスヒ」

「タカラ」とはアイヌ語で「夢を育む」という意味。 「ムスヒ」とは「むすひ」「むすび」から生まれた言葉。

牛達の身体や牧草など様々な微生物たちの生命と結ばれ、自然発酵チーズ「むすひ」が誕生しました。トロリ感にこだわってつくった逸品は、木箱にすっぽりと入っているのでそのままスプーンですくってお召し上がりいただけます。

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夏は青草、冬は干し草を存分に与え、通年放牧というスタイルで牛を飼う牧場タカラ。牧場入口には「幸せな牛のミルク」という看板が建ち、その自慢のミルクを使って作られるチーズは絶品です。

猛暑の夏でも元気です。

札幌から山をひとつ超えた喜茂別町にあるチーズ工房タカラ。「幸せな牛のミルク」という看板とホルスタイン柄の大きな石が目印です。過去126年でもっとも暑かった今年の夏。北海道も観測史上最高気温を更新し学校は臨時休校に! チーズを製造する斉藤愛三(なるみつ)さんから「喜茂別も34℃! 今までになり暑さでぐったりですが、牛たちは川や森に避暑できるので皆元気です」と嬉しいメッセージが届きました。

幸せな牛たちからの贈りもの。

チーズの品質を支えるのはミルクの質。ストレスレスの環境で育った牛たちのミルクはおいしいはず、というご両親の思いをお兄さん夫妻が継いで農薬も化学肥料も一切使わずに土や牧草や野草を健康的に育てているのです。100%自給自足の草と栄養バランスのために最小限の穀物。幸せな牛たちからもらったミルクは四季を感じてもらえるようにつくるのが愛三さんの使命です。

製造するのは斎藤愛三さん。共働学舎新得農場でチーズ作りを学び、実家の牧場で工房を開いたのが2007年。「この土地ならではの味、うちの牧場のミルクの味を生かしたい」と、季節に伴う味の変化、ここでしか味わえないチーズを追求しています。
トロリ感にこだわってつくった「ムスヒ」。木箱にすっぽりと入っているのでスプーンですくってトロリと食べられます。

スプーンですくってひとり占めにしてもいいですね(笑)。

春限定の「春のおめざめタイム」、夏限定の「タカラとソガイ」冬限定の「タカラのマルタ」、冬仕込みの「マルタとピノノワール」など、毎年楽しみに待っているファンも多いのです。人気の「ムスヒ」は通年製造されていますので安心です。2年前まで「タカラの小さなトム」でしたが、「ムスヒ」という名前になりました。自然の乳酸菌をもとに仕込んだ酵母熟成のチーズです。名前の由来は、「ムス」は生じる。「ひ」は霊威の意味。天地、万物を生み、また成長する霊妙な力を言います。タカラの生かされている大地と共に生きる理念と想いを込めて名付けたそうです。「タカラのムスヒ」は、製造から4週間で、とろとろの状態になります。カットして召し上がる場合は賞味期限より少し早めに。ひとりで抱えて食べてしまいそうですね。毎週入荷しますが、生産量は限られておりますので、お早めにご予約ください。

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