HARD TYPE ハード・セミハードタイプ

プレス(圧搾)することで
水分を少なくした比較的硬いチーズ。
ゆっくりと時間をかけて熟成させることも多く、
長期保存に適しています。
熟成が短いものはマイルド、熟成が長いものは濃厚な旨味をもつようになります。

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FEATURE特徴

ミルクを固めて型に入れたあと、圧搾して水分を抜き、硬くしたタイプです。チーズの中でも大型で、ものによっては何十キロにもなります。熟成期間も数カ月から、長いものでは2年、3年と長期に。熟成させるほどに旨味が増し、断面に旨味成分を含んだアミノ酸の結晶が見えることもあります。スライスしてそのままサンドウィッチにはさんだり、削ったり、溶かしたりして料理にも使用します。

FERMIER’S BEST3フェルミエ ベスト3

  • コンテ

    生産国
    フランス
    乳種
    牛乳

    コンテ

    時間をかけて旨味を引き出す、フランスでもっとも愛されるハードチーズ

    フランスの国民的なチーズです。フランス東部と、スイスとの国境にまたがるジュラ山脈一帯で作られる、世界中で人気の品種。豪雪地の長く険しい冬に備えて、長期保存用に作られてきました。ひとつのコンテを作るのに、約500リットルのミルクが必要とされ、製造後は数ヶ月〜1年半ほど熟成させます。出荷時には厳しい審査がありますが、合格すればコンテ協会のテープが巻かれ、「コンテ・エクストラ」を名乗ることができるのです。しなやかで目が詰まった黄色い中身と、ナッツのような香りが特徴。クセが少ないため料理にも使いやすく、チーズフォンデュやグラタンにも向いています。

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  • ラクレット

    生産国
    フランス
    乳種
    牛乳

    ラクレット

    溶かしてバゲットやお野菜に・・・トロトロ熱々のチーズ

    ラクレットは、フランス語で「削るもの」という意味の「ラクレ」が語源で、原産はスイス南部のヴァレー地方。ラクレットの切り口を直火で炙り、溶けたところを削り落とし、じゃがいもに合わせて食べるが伝統的な召し上がり方。
    熱を加えることでラクレット独特の香りが和らぎ、旨味が増すのです。やがてラクレットはアルプスを挟んだフランスにも広がり、同様に食べられるようになっていき、現在ではラクレットグリルの普及により、家庭でも簡単にラクレットを楽しめるようになりました。

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  • パルミジャーノ・レッジャーノ

    生産国
    イタリア
    乳種
    牛乳

    パルミジャーノ・レッジャーノ

    「イタリアチーズの王様」。長期熟成により、芳醇でコクのある味わいに

    日本では「パルメザン」の名前で呼ばれています。1個が約40キログラムにもなるパルミジャーノ・レッジャーノ。作るためには、およそ600リットルの牛乳が使用されます。熟成期間は最低でも1年以上ですが、もっとも需要が高いのは2年モノ。熟成が長ければ長いほど、濃厚でギュッと凝縮された味わいに。口に入れたときにジャリジャリと感じられるのは、旨味成分であるアミノ酸の結晶です。そのまま召し上がるのはもちろん、削ってパスタに振りかけたり、リゾットに加えたりと、イタリア料理には欠かせないチーズです。フルーティな白ワインや、赤ワインと好相性。

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CUTTING & STORAGE切り方・保存方法

厚く硬い表皮を手前にして切ると、力が入りやすくなります。ミモレットやパルミジャーノ・レッジャーノなどの非常に硬いチーズは、ナイフの刃先で掘り起こすようにカットします。
カット面が空気に触れないように保存してください。空気に触れる面にカビが生えてくることがあります。その場合は、カビの生えた部分を取り除いてお召し上がりください。 乾燥しないよう、また、できるだけ空気に触れないように、ぴったりとラップで包みます。

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